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たべるかめら/咀嚼コンタクト

たべるかめら

 

本公演《𩙿べるからだ》作中に撮られた写真。3つの使いかたがある。

 

・食べるは撮る

ー”インスタ映え”が重視され、味や食べる行為ではなく、撮ることが本筋になっている。”食べる”とは…

 

・task:風景を、食卓が必ず入るように撮る

ー食卓ワーク:食卓の配置、経験を動き・動線として振付を見出す試み。経験を語りながら他者を動かす。最初はマネキンやごっこ遊びのようになるが、だんだんと関係性が見出され、ダンスとなる。

公演では観客にも食卓経験を書いてもらった。

 

・お腹にあるトマト

ーからだの中はどうなっているかわからない。カメラという外部メディアを使って可視化する。

 


咀嚼コンタクト

 

咀嚼を他者と共有し、ダンスを見出すことはできるのか。

実験時には歯ごたえの良いグミ、公演では食パンを用いた。

 

①咀嚼を動きにする/咀嚼のリズムを全身化する

②咀嚼を「もの」に流していく/当てていく/伝える

③咀嚼を「他者」に流していく/当てていく/伝える

④咀嚼を他者と合わせる

 

→グルーブ、リズムが生まれる・・・ダンス的  *外れた時=「噛み合わない」

 

撮影:中村正行
撮影:中村正行